【ハーレー・ショベル】目玉からのオイル漏れ修理

ショベル乗りあるある。

目玉(ロッカーアームシャフトシール)からのオイル漏れ。

 

ショベル ロッカー 目玉

 

増し締めしてもオイル漏れが直らない場合は、Oリング交換します。

 

★目玉のOリング交換手順

1.プッシュロッドカバーを外し、キックを少しずつ踏みながらIN&EX両方のプッシュロッドがくるくる手で回せる状態をつくる。(ロッカーアームシャフトをフリーに)

2.目玉を5/16の六角レンチ(前期はでかいマイナス、後期は六角レンチ)で外す。

3.古いOリングを千枚通しなどで取り除き、新しいOリング(ねじ切らない様にシリコングリスを塗布)を入れる。

4.目玉(ロッカーシャフトエンドプラグ)をグッと「軽め」に締め込んで終了。

 

※どうしても目玉が固着して外れない場合のOリング交換方法…

反対側のエンドキャップ(5/8ナット)を外し、プラハンなどで小突いて目玉側を少し露出させ、Oリングを交換して戻す、という手もあります。

 

簡単ですが、注意したいのがロッカーアームシャフトとの共回り。

目玉が回ってるのに外れない、と言う場合は反対側のナットが共回りしてしまっています。

ロッカーシャフトとロッカーカバーは目玉側では固定されておらず、目玉はオイルが漏れないようにしている蓋の役割しかありません。

無理して反対側のナットを外してしまうと…

ロッカーアームシャフトが抜けて面倒なことになります。

(※シム脱落でヘッド開けないといけなくなります)

 

これを避ける良い方法がYouTubeに。

 

 

しっかり暖気してエンジンを温めてから外すと、共回りなく簡単に外れるそうです。

これは目から鱗!

 

※どうしても共回りで外れないと言う場合は、インパクトを使って緩める、という方法もあるそうです。(非推奨、締める時は絶対ダメ)

 

ちなみに、色々と無理した場合はこうなります…

 

 

こわ~

こちらの動画の投稿者さん曰く、その後も変わらず走行できているそうですが、シム脱落してますよね…

 

ということで、

「目玉のOリング交換はエンジン温めてから」

これだけで特に手順などなく簡単に交換できます。

 

ちなみにOリング(ロッカーアームシャフトシール)はゴムより耐久性の高いテフロンがおすすめです。

 

 

ショベル用ロッカーアームシャフトシールの一覧はこちら

 

  

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