浴室用換気扇「UF-23A」「UF-27A」のベアリング交換


INAXの浴室換気扇(UF-23A)の音がうるさくなったので修理。

段々と作動音が大きくなっておりまして、騙し騙し使っていましたが、流石にご近所迷惑になりますので対策しました。

換気扇から「ゴー」、「ジャー」、「キーン」など大きな音(金属の擦れ音や共鳴音)が鳴り始めたら修理時かと思います。

まずは換気扇の蓋を外した写真を。
(汚くてすみません)


型番は「UF-23A」、既に廃番になっておりまして、後継機は「UF-27A」として販売されています。

楽天やAmazonで本体を購入して交換が定番ですが、今回はベアリング交換で対応します。
ベアリング交換で修理不可になったら、後継機に交換予定です。

後継機はネット通販で12,000円前後。
(業者依頼で5万円~!らしいです)

ちなみにUF-27Aを設置する場合は、UF-23Aのネジ穴位置が少し異なります。
(その場合は電動ドリルなどで下穴を開ければOK)

早速ベアリング交換作業へ。

1.ベアリングは「626ZZ」を2個用意します。

アマゾンなどネット通販の他、ホームセンターなどでも簡単に手に入ります。

湿度のある場所で使用しますのでステンレス製が良いと思いますが、簡単に交換できるのでスチールでもどちらでも安物で良いと思います。

2.本体をプラスドライバーで外していきます。
(4本のネジを外すだけです)


ポイントになるのが、内蓋を留めている黒いリベットピンです。
これを無理に外そうと折ってしまって、ベアリング交換を諦めるパターンが多い。


表側から無理に抜くのではなく、一旦本体を引きずり出し、「裏側から」写真の様な細いドライバーで押し出す様に抜きます。

抜いた後で、ピンを分離させれば再利用できます。

※もし破損してしまった場合でも、下記から代替品が購入可能です。
TRUSCOプッシュリベット

内蓋が外れてしまえば、後は簡単です。


3.換気扇(ファン)を取り外します。

ファンを取り外しますが、ここのナットは「逆ネジ(時計回りで外れる)」なので注意。

ファンを外すと、モーターのカバーが現れます。
2本のボルトを外すとカバーが外れ、1つ目のベアリングとスプリング、モーターがあります。



4.ベアリングの交換

モーターとベアリングをゆっくりと抜きます。

蓋側のベアリングは軸を受けている(軽く刺さっている)だけなのですぐに抜き取れますが、ファン側のベアリングは軸にきつめに圧入されているので、ベアリングプーラーなどが必要です。

ベアリング626ZZは外径19mm、厚さ6mmなので、この範囲に収まるベアリングプーラーを選びましょう。

※例えばこちらのプーラー、14-30mm対応など

ちなみに僕はプーラーは使用していません

参考までに、プーラーの代用として用意するのはこちら…

・ブロック塀に使用するコンクリートブロック
・ステー2本(鉄やステンレスなど、ある程度強度のある薄めのものなら何でもOK)
・ハンマーまたは金槌

ネジのトミモリ
¥330 (2026/01/04 11:46時点 | 楽天市場調べ)

どこの家庭でも探せば多分あります(笑)

モーターとベアリングの隙間にステーを差し込みますが、隙間が狭いので、大きめのマイナスドライバーをモーターとベアリングの隙間に差し込み、優しく抉る(こじる)様に隙間を広げます。
(※軸を傷つけない様に注意)

ステーの入る隙間が出来たら、コンクリートブロックの穴に2本ステーを並べて、モーター&ベアリングでステーを挟むように設置。

滑りやすく、抜きやすくするように、軸に油(CRCなど)を軽く吹いておきます。

ネジ山側をハンマーなどで優しく叩いて抜いていきますが、ネジ山が潰れると困りますのでナットを軽くはめ込んでおきます(※超重要)

トントントン…と軽く叩いていくとベアリングが徐々に外れていきます。

ベアリングが外れたら、逆の手順で新しいベアリングをはめ込んでいきます。

そのまま元に戻せば完成です。


外れたベアリングを指で回してみると「ジャーーー」と金属の擦れる異音。
頻繁に作動させていましたが、やはり湿度の高い場所、内部を覗くと軽く錆びている様です。

やれば分かりますが、かなり簡単な作業。
数時間覚悟していましたが、ものの30分もあれば完了すると思います。


ということで、今回はベアリング交換のみの修理で完了。

ホームセンターでのベアリング購入費用800円で収まりました。


今回のテクニックを覚えていれば、浴室換気扇だけでなくキッチンの換気扇など、ベアリングを使った各種ファンの修理が可能になります。

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