最近、アクセルをあおった後の回転数の落ちが鈍い気がするので、ガバナーのメンテナンスをしました。
★ガバナーのメンテナンス方法
1.タイマーカバー(ポイントカバー)を開けて、ポイント一式(ベースプレート)を取り外します。
※後で簡単に元に戻せる様に、ポイントベースとカムカバーの境にマジックで印を付けておきます。
(そのまま外してしまうと、後で点火時期の調整が必要になります)

大きめのマイナスドライバーで左右2本のネジを外し、そのままポイント一式を引き抜きます。

2.中央のボルト(アドバンスユニットタイミングセンターボルト)を外します。
僕のショベルはなぜかサイズ14mmでした。
※正ねじ:反時計回りで外れます。

頭が薄くて長いボルト…
戻す時、絶対強く締め付けたらヤバイやつです。
サイズが大きめなので強く締め付けてしまいがちですが、締め付けトルクは8~10Nm。(詳しくは後述)
3.ブレーカーカムを引き抜き、ガバナーを取り出します。

動作チェック。
ガバナーがスムーズに開くか、錆は無いか、スプリングは折れていないかなど。
4.ガバナーをグリスアップします。
フッ素系スプレーが良いそうですが、シリコンスプレーで代用しました。
スプリング、軸受け、可動部に、要は全体的にスプレーします。

5.ガバナーを元に戻します。
※ガバナー裏の凸とカム側の凹を合わせて差し込みます。


6.ブレーカーカムを元に戻します。
※ガバナー表奥の凸がある側に、ブレーカーカムの平らな面の方を向けて差し込みます。
特に難しくはなく、こうしないと奥まで差し込めないのでやれば分かります。
7.センターボルトを締め込みます。
ボルトの構造上、強く締め付けないこと。
頭のサイズが大きく、ボルト自体は細くて長い、特殊な構造です。
サイズ的に高トルクで締め付けたくなりますが、ここはガバナーが抜けない様に固定しているだけなので、ネジロック剤を使って低トルクで締め付けます。
※ネジロック弱~中強度を塗布すること。
※折れやすいので、低トルクで締め込みます。
※締め付けトルク約8~10Nm
8.ガバナーの動きをチェックします。
※ブレーカーカムをつまみ、「左回し」でガバナーがスムーズに開閉するかチェック。

9.問題なければポイントを元に戻し、ポイントカバーを閉じてメンテ終了です。